愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

右派・保守派の問題点

私はいわゆる行動保守派と呼ばれている政治グループで活動しています。
私は、保守派や愛国主義の思想には共感しているのですが、しかし多くの保守派の人と考え方が合わない面もあります。

それは、いわゆる保守派の人には、格差社会に肯定的で、福祉政策否定的な人が多いです。いわゆる右のグループの人は新自由主義と親和性の強い人が多いのですね。私はこの点が、右派や保守派の弱さだと考えています。

いわゆる右派や保守派のというのは、一般的には強者の味方で弱者には冷たいと思われる場合が多いです。この点が右派や保守派が国民的になかなか広がっていかない原因だと考えます。

例えば、「反貧困ナントカネットワーク」だとか労働組合だとかをやっているのはほとんどが左派と呼ばれている人達です。政治運動というのは基本的に生活に密着していないとなかなか広がっていかないものです。

いわゆる保守派の人がテーマとして取り上げる問題はたいてい国防安全保障や教育問題が多いです。保守派の人が言っている事は正しいのですが、生活改善と結び付かないテーマなのでなかなか政治運動としては広がっていかないのです。

共産党創価学会公明党生活保護を受給している人達を支持層にしているという面があります。保守派の人達は生活保護に批判的な人が多いので、なかなかこの層に切り込んでいけないのです。保守派が生活保護を受給している人達などの貧困層に支持を広げていくためには、もっと福祉政策に積極的になる必要があると思います。