愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

現状におけるアベノミクスの評価

人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は16.7人で、統計開始の1978年以降で最少となった。 2017年に全国の警察が認知した刑法犯は91万5111件で、戦後初めて100万件を割り込んだ16年をさらに8万1009件下回って過去最少を更…

日本の問題の根源

そもそも、印刷機を動かすだけで、いくらでも刷れるのに、「日本にはもう金がない」というのは、愚かなこと。 正しくは、財政赤字の拡大の承認は、国会がするから、そこが止まれば、どうやってもお金はない事になってしまう。 いくら刷っても刷っても、日本…

もはや財政再建は完全に成功している

安倍政権が税収と歳出が見合う財政の黒字化を2027年度に2年、先送りし、しかも、借金が膨らんで見えないような試算を行っていることがANNの取材で分かりました。 内閣府はこれまで財政が黒字化する前提として、将来の経済成長率を名目で3.9%、金利を4.3%に…

婚姻相手を人工知能に決めてもらったら?

今回は少しSF的な話をします。 婚姻をする場合に選択する相手というのは実際は非常に限られたものです。恋愛においてお付き合い出来る相手というのは数人か、せいぜい数十人だと思います。この中から自分の相性の合う異性を探さなければならないのです。 結…

三橋貴明氏の逮捕について

三橋貴明さんが奥様への傷害容疑で逮捕されたようです。 三橋さんの私生活について実態を私は知りませんし、その点について特にコメントする事はありません。 しかし積極財政論や政府紙幣論を主張する論者は何故か不自然な事件で失脚します。 三橋貴明 妻へ…

財務省のエリート官僚達はオルデカのいう大衆である

スペインの思想家オルテガ・イ・ガセットは名著『大衆の反逆』の中で、専門家を自己懐疑せず、権利ばかりを主張する、悪い意味での「大衆」の典型だと指摘しました。そのあたりについて、京都大学名誉教授で思想家の佐伯啓思氏の著書から引用してみましょう。…

政治や経済を動かすのは、利権ではなく、思想である。

イデオロギーの持つ影響力について、ジョン・メイナード・ケインズが名言を残しています。 「経済学者や政治哲学者の思想は、それが正しい場合にも間違っている場合にも、一般に考えられているよりもはるかに強力である。事実、世界を支配するものはそれ以外…

お金は遣えば遣うほど増える

個人の単位ではお金は遣えばなくなります。これは皆さん当然に理解している事だと思います。 しかし、社会全体の単位ではお金は遣えば遣うほど増えるのです。 Aさんが1万円のお金を遣ってBさんから何かを購入したとします。すると、売ってくれたBさんの1万円…