愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

今回の参議院選挙の少数保守政党について

今回は小規模保守政党について分析したい。

 
参政党  1768千票
NHK党  1254千票
幸福実現党 148千票
日本第一党 109千票
くにもり  78千票
新風    65千票
 
まず私の予測では参政党はここまで票を取るとは思えなかった。
 
理由として戦後体制やコロナによるあまりにもの自粛、二酸化炭素の排出が温暖化の原因だとか胡散臭いものに対する反発があったものと考えられる。またスピリチュアルな感じや健康マニアの人にも受けた。しかし、戦前は麦は食べていなかっただとか、麦食は健康を害するだとか明らかに歴史的・医学的事実に反する事を多くの人達が信じてしまった事に対する危うさも感じる。
 
次に幸福実現党であるが、幸福の科学の信者しかあ投票しなかったという感じであろう。日本全国でも熱心な信者は15万人くらいしかいないという事であろう。教団の衰退が明らかになった。
 
次に日本第一党とくにもりについてであるが、日本第一党もくにもりもある程度の組織力があるにもかかわらずこれだけしか票が取れないというのは大惨敗であろう。これは参政党に票が取られたという面もある。
 
しかし、日本第一党桜井誠のカリスマに頼っていたが、それが完全に無くなってしまったという事であろう。私も桜井誠は金に汚いという噂を聞いている。噂なのでどこまで本当か分からない。桜井誠都知事選の時はかなりの集票力を持っていたがそれもバブルで終わってしまったようである。
 
くにもりの方も「頑張れ日本!全国行動委員会」という一定の組織力を持っていたものが動かしていた。こちらは選挙の時のYouTubeの再生数を見ても惨憺たる数字だったと思う。ネットでの宣伝に全くもって失敗したように思う。
 
いずれにしても保守政党・保守運動はこれからの活動で反省していかなければならない点が多いと思う。