愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

破綻本が売れ続ける理由

4名刺は切らしておりまして2017/10/10(火) 19:39:48.56id:LWvAJaSu
破綻年___________________刊行年


1985 財政崩壊-せまりくる昭和60年の複合危機_1983 森木 亮
1999 財政波動が予言する1999年日本国破産___1995 森木 亮
2003 2003年、日本国破産___________2001 浅井 隆
2005 国家破綻最終章―2005年あなたの_____2004 藤原 直哉
預金と借金がゼロになる!
2007 最後の2年―2007年からはじまる_____2005 浅井 隆
国家破産時代をどう生き残るか
2007 国家破綻最終章―2005年あなたの預金___2005 浅井 隆
と借金がゼロになる!
2011 2011年日本経済 ―___________2010 高橋乗宣, 浜 矩子
ソブリン恐慌の年になる!
2011 2011年 金利敗戦_____________2007 森木 亮
2011 2011年 本当の危機が始まる!_______2010 朝倉 慶
2013 日本経済「余命3年」____________2010 竹中 平蔵, 池田 信夫, 土居 丈朗, 鈴木 亘
2013 無策!~あと一年で国債は紙クズになる~ ____2010 森木 亮,長谷川慶太郎
2013 ジャパン・ショック_____________ 2010 山崎養世
――国債暴落から始まる世界恐慌
2014 2014年日本国破産____________2010 浅井 隆
2015 多重債務国家 余命5年の日本経済_____2010 島野 清志 

~~~ここまで外れた~~~

2017 2017年 日本システムの終焉________2006 川又 三智彦
2020 2020年、日本が破綻する日_________2010 小黒 一正
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(私の意見)
破綻本というのは、外れ続けても毎年のように発行し続けられています。発行されるという事はそれなりに買って、信じる人がいるからです。

こんな馬鹿げた本が外れても外れても売れるというのは、日本人はそういう悲観的な話を信じやすいからだと思います。

日本人は不安遺伝子というものを持っていて、それがこれらの破綻するとかいう馬鹿げた本が売れ続ける原因ではないかと考えています。

私はかつて日本人が持つ不安遺伝子が日本経済にも影響をあたえていると論じました。
http://keizaikakumei.hatenablog.com/entry/2017/06/07/220012
不安遺伝子と日本経済

こういった日本人の不安遺伝子を煽って商売する人間は本当にけしからん連中です。更にもっとけしからんのは、そういった事が大規模な財政出動が出来ない一因となっている事です。

日本人は少なくとも不安遺伝子というものを持っている事を理解し、自らが悲観的に考えやすい性質を持つものであることを認識しなければなりません。それがこういったくだらない詐欺師に騙されないための第一歩です。