愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生や小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

外需と内需の話

外需と内需の話をします。

外需(貿易黒字とか経常黒字とか観光収入とか)は、内需(公共事業などの政府支出や国民の消費とか)で稼ぐよりもなんとなく立派であるかの様なイメージがありますね。

確かに外需で稼ぐ輸出企業は外貨を受け取って、それを円に変えますので儲けとなります。

しかし国家のレベルでは、外需は単に財やサービスを外国に出しているだけに過ぎないのです。日本の労働力や生産設備を使って、外国に財やサービスを提供しているに過ぎないのです。

貿易企業が持ち帰ったドルをすべて日銀が引き受け、新たに発行した円を貿易企業に渡すと言うメカニズムを見ていると、いっそ、輸出などしないで、日銀に円を発行させて(国債の日銀保有を財源)として何百万台という自動車をすべて政府が買い取れば、そのほうが良いような気がします。

実際、優秀な自動車をみすみす外国に渡す必要は無く、輸出される予定だった自動車を全て政府が買い取り、国民の中からくじ引きで当たった者に渡せば、国民は大喜びするはずです。

日本にとっての経済効果という意味では、自動車を支那人に売るのと、日本政府が買い取って国民にタダでプレゼントするので全く同じ事なのです。

そう考えると、外需振興って馬鹿らしい話の様にも思えてきますね。

しかしそれでも私は円安政策等の外需振興を支持します。それどころか、過去20年間経済成長が出来なかった原因は円安政策等の外需振興政策を怠ってきたからだと思っています。

http://keizaikakumei.hatenablog.com/entry/2016/10/09/230958
アジア諸国が高度経済成長をとげ、日本が経済成長出来なかった理由

もちろん一番いいのは内需拡大です。でも、内需拡大を行ってくれる政治勢力がいないからです。日本の国民や政治家達が財政赤字を出す事を悪だと思い込んでいて、内需拡大が極めて難しいからです。

ですから私は最善の策は内需拡大であり、次善の策が外需振興だと思っています。