愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

分かりやすい動画を作りました

反グローバリズム国際保守連合という我々のグループが動画を作りましたので是非ご覧になって下さい。

【5分でわかる】外国人労働者が日本に働きに来る理由
https://www.youtube.com/watch?v=5iOijwAXvqA&t=

【3分でわかる移民問題】国同士の物価・賃金の違い
https://www.youtube.com/watch?v=7pB1q1-rkUM&t=

【3分でわかる移民問題購買力平価とは?
https://www.youtube.com/watch?v=Czuv37BP6bs&t=

【5分でわかるマクロ経済】通貨発行権とAI(生産性の向上)
https://www.youtube.com/watch?v=-yG6JriaLE0&t=

【6分でわかるマクロ経済】貨幣の機能とは何か?-デフレの恐ろしさ-
https://www.youtube.com/watch?v=5o4n80sP0cs&t=

【2分でわかるマクロ経済】アメリカ発世界大恐慌の話-大恐慌共産主義-
https://www.youtube.com/watch?v=prfCsUa8QRU&t=

【4分でわかるマクロ経済】マクロ経済と生活保護
https://www.youtube.com/watch?v=fWY8FGJ9BnQ&t=

【7分でわかるマクロ経済】EUの通貨統合が行き詰まった理由
https://www.youtube.com/watch?v=UaoHpJxj0xk

マスゴミの力の衰退を目に見えて感じる

もうネットでは言い尽くされた事であるが、マスゴミの力は本当に落ちて来たと思う。

私は全くテレビを見ないのでよく知らないが、マスゴミ森友学園だか何だかの問題をしつこく取り上げているそうだ。安倍総理の追及とかをやっているが、そもそも安倍総理には何の問題もないそうである。

10年前だったら、全くなんの問題がないことでもマスゴミがしつこく取り上げ続けたら内閣は退陣に追い込まれていた事でしょう。ネットの力が弱く、反論の手段がほとんど無い時代では、マスゴミが嘘でも言い続ければ、責められた政治家は責任問題になってしまうのである。

現在はかなり状況が変わって来ている。やはりネットがかなり普及して来たことの影響が大きいようである。私も行動保守派として街宣活動に参加しているが、通りかかる周囲の人々の見方がかなり変わって来ている。数年前なら振り向いてももらえず無視されていたが、現在では熱心に聞いてくれる人が増えている。やはり状況が変わり始めたのであろう。

財界の媚中売国的な行動を止めさせるためには

何故に、経団連を始めとする財界が媚中売国的なのかを考えて欲しい。

それは財界が中国を市場として商売をしているからである。例えば、ユニクロ売国的な会社だと言われていますが、商売人としては間違っていないのである。日本の市場は飽和状態であり、これから需要が増えるのは中々難しいと考えているのである。そして中国の市場がまだ伸びるであることに期待しているからである。

これを考えれば、財界に媚中売国的な行動をやめさせる方法が考えつくと思う。日本国民に大量のお金を配って、日本国内の需要を伸ばせばいいのである。そうすれば媚中売国的な財界も日本国内の市場を大事にする様になり愛国的な行動をとる様になるのである。

商売人は所詮、顧客にはかなわないのである。それを考えれば結論が出てくると思う。

官(役所)が良い仕事をすると、民間企業が迷惑する場合もある

私は、官(役所)が素晴らしい仕事をすると、民間企業が迷惑したり、GDPが減少する場合もあると思います。

例えば、水道局が送り出す水が美味しくなったとします。東京では5年くらい前からたいへん水道水が美味しくなりました。すると消費者は水道水で満足してしまいます。すると浄水器やミネラルウォーターの売上は確実に下がります。浄水器やミネラルウォーターの会社は迷惑を被るのです。

もう一つ例を出しますと、公共事業によってある島とある島を繋ぐ素晴らしい道路が出来たとします。そうすると、今までフェリーで行き来していた人は確実に減少します。フェリー会社の売上は確実に減るのです。

上記の事を民業圧迫と言います。

私は何も官(役所)良い仕事をする事が悪いと言っているわけではありません。しかし、官が税金の無駄遣いをしたり、ロクな仕事をしないから日本経済が良くならないという意見を聞きます。でも逆の場合もあるのです。

 

江戸の三大改革とデフレ

日本史で江戸の三大改革というものを習うと思います。

享保の改革寛政の改革天保の改革というものです。改革という名称を見るとなんだか素晴らしい政策であったと勘違いしてしまいます。しかし実態は倹約や増税などの幕府の財政再建などのデフレ政策であったのです。

享保の改革について言うと、徳川吉宗は基本的に倹約と増税というデフレ政策です。庶民の暮らしは貧しくなりました。徳川吉宗はこれでは上手くいかないと思い、途中からリフレ政策に転じました。元文の改鋳という小判に含まれる金の含有量を少なくして貨幣を増やす政策です。これによりデフレ経済から脱却しました。しかし、歴史家は徳川吉宗の初期の倹約と増税の政策が良かったように論じています。

寛政の改革について言うと、徳川家斉将軍の下で松平定信が行いました。これも基本的に増税と倹約による財政再建のデフレ政策です。これも結局、庶民を苦しめただけで終わります。その後、大御所時代になり徳川家斉は「もう倹約は飽きた。贅沢がしたいから金の都合をつけろ」と水野忠成に言って、貨幣改鋳による財源調達で贅沢をしました。このリフレ政策で庶民はとても豊かになりました。これにより豪華絢爛な庶民文化である化政文化が生まれました。しかし、歴史家はやはり徳川家斉の初期の倹約と増税の政策が良かったように論じています。

天保の改革もやはり増税と倹約によるデフレ政策でやはり庶民を苦しめただけで失敗しています。しかし、歴史家はやはり倹約と増税の政策が良かったように論じています。

何故に歴史家達はデフレで庶民を苦しめた時代を賛美するのでしょうか。それは正確には言えませんが、マルクス主義史観の視点で見ているからだと思います。封建君主の贅沢が庶民の繁栄を生んだとは認めたくないからだと思います。

革マル枝野幸男はマルクス経済学すら理解していないようである

枝野幸男は現在、立憲民主党の代表である。

枝野幸男革マル派と政策協定を結んでいる。つまり立憲民主党革マル派の表の組織だと考えて良いのである。

今回はそれを言いたいのではなく、枝野幸男金利を上げると経済が成長するという不思議な考え方の持ち主だという事だ。

金利を上げるという事は、ケインズ経済学では労働者から金利生活者への所得移転を意味し、特にデフレ下においては望ましくないとされる。

そしてマルクス経済学でも金利剰余価値、つまり労働者にとっては不払い労働、金利所得者にとっては不労所得を意味する。つまりこれこそが搾取である。

つまり革マル枝野幸男は、マルクス経済学の立場から言って搾取を増やせと言っているのである。

逆に、アベノミクスはゼロ金利にし、さらにマイナス金利にしている。つまりマルクス経済学で言うところの搾取を廃止したのである。左翼はマルクス経済学の立場に立つのであるから、本来ならアベノミクスを大賛美して良いところである。

ところがアベノミクスを賞賛している左翼の経済学者や経済評論家を見た事がない。強いて言えば、森永卓郎くらいか。

つまり革マル枝野幸男も左翼の経済学者達もマルクス経済学すら理解していないか、あるいは搾取を大きくして資本主義の矛盾を大きくして方が、革命が起こりやすくなると思っているかのどちらかである。

 

 

安倍総理は本音では財務省の嘘を見抜いていると思われる

安倍晋三首相「PB黒字化でアルゼンチンは債務不履行になった」

安倍晋三首相は22日夜、日本テレビ番組に出演し、9月25日の記者会見で平成32年度の黒字化目標達成は困難だとの認識を示した基礎的財政収支プライマリーバランス、PB)に関し「PBを無理やり黒字化して、アルゼンチンは次の年にデフォルト(債務不履行)になった。経済を成長させ、投資すべきものはしっかりと投資しながら、財政健全化を図っていきたい」と述べた。
 同時に「無理矢理に経済に負荷をかければ、皆さんが就職できなくなる」とも語った。
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230025-n1.html
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(私の意見)
私は安倍晋三総理大臣という人物はかなり本質を見抜く能力に優れていると思っている。政治家は細かい知識を知っている必要はない。ただ誰が嘘つきで、誰が本当の事を言っているかを見抜く能力が重要である。

安倍総理は本音では財務省のPB目標黒字化が何も意味もない目標である事に気がついていると思われる。ただやはり自民党内では財政再建信者が多いために政策として打ち出せないものと思われる。

上記の時は本音がチラッと出たんだと思われる。

安倍総理は勉強があまり出来ず、大学もエスカレートで成蹊大学を卒業したそうだ。しかし、本質を見抜く能力は東大出の政治家よりもはるかに優れている。本質を見抜く能力は学校の勉強の出来とはどうも違うようだ。

坂本龍馬由利公正から不換紙幣の本質について説明を受けてパッと理解したそうです。坂本龍馬由利公正の話し合いで出来たのが太政官札という不換紙幣です。戊辰戦争の戦費や明治初期の殖産興業の財源はこの太政官札でほとんど調達されました。坂本龍馬は剣道ばかりやっていたスポーツ馬鹿ですが、どうも物事の本質を見抜く能力に優れていたようです。

東大出の政治家はどうもプライドが邪魔してしまうのかどうか分かりませんが、本質を見抜く能力が劣っているように思います。物事をもっとシンプルに考えれば、経済の本質が分かるはずなのですが。