愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

官(役所)が良い仕事をすると、民間企業が迷惑する場合もある

私は、官(役所)が素晴らしい仕事をすると、民間企業が迷惑したり、GDPが減少する場合もあると思います。

例えば、水道局が送り出す水が美味しくなったとします。東京では5年くらい前からたいへん水道水が美味しくなりました。すると消費者は水道水で満足してしまいます。すると浄水器やミネラルウォーターの売上は確実に下がります。浄水器やミネラルウォーターの会社は迷惑を被るのです。

もう一つ例を出しますと、公共事業によってある島とある島を繋ぐ素晴らしい道路が出来たとします。そうすると、今までフェリーで行き来していた人は確実に減少します。フェリー会社の売上は確実に減るのです。

上記の事を民業圧迫と言います。

私は何も官(役所)良い仕事をする事が悪いと言っているわけではありません。しかし、官が税金の無駄遣いをしたり、ロクな仕事をしないから日本経済が良くならないという意見を聞きます。でも逆の場合もあるのです。