愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

実は中国はものすごい勢いで少子化が進んでいる?

【経済】中国の人口、すでにインドに抜かれる可能性も=米専門家

中国の人口問題を研究している米専門家はこのほど、中国の人口がすでにインドに抜かれている可能性が高いとの見方を示した。中国当局が1990-2016年の間に生まれた人口を約9000万人多く統計した可能性があると指摘した。

米専門家は、中国政府が推測した2015年の出生率は1.6人だったが、実際の出生率が1.05人まで低下したとの見方を示した。また、中国政府が発表した2016年末時点の人口は13億8000万人について、実際の数字12億9000万人(推測値)を9000万人上回ったと指摘した。

なお、2016年末時点のインド人口は約13億3000万人となり、専門家の推測通りなら中国の人口はすでにインドに抜かれている。
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n201705250224

(私の意見)
この専門家の推計が正しいかどうかは判断するだけの資料がありませんのでよくわかりませんが、事実であれば中国人もものすごく少子化が進んでいるという事です。この推計が事実であれば、香港・台湾・韓国の少子化は日本以上に激しいのですが、中国もそれと同様にすごい勢いで少子化しているわけです。

中国は最近まで一人っ子政策をやっていました。その国が、人口統計を実態より多めに発表するというのも不可思議な話ですが。

どうも東アジア地域は少子化になりやすい文化を持っているようです。中国では儒教的な考え方で女の子ではなく、男の子の出産が喜ばれるそうです。女の子は間引きする事もあるそうです。そうすると、女が少なく、男が余る社会になります。その辺がもしかしたら強烈な少子化の原因なのかもしれません。