愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

日銀が債務超過になったらどうなる?3

前回のブログで不換紙幣は支配しているだけで、その国において流通すると述べた。つまり、不換紙幣の究極的な裏付けは軍事力という事であり、日銀の財務内容とは全く関係ないのです。
すると通貨の強さというのは、結局支配している国の生産力、供給力に依存しているという事が分かると思います。政府が不換紙幣を発行して、支配している地域から財やサービスの提供を受けようとします。生産力、供給力が強ければ強いほどいくら財やサービスを吸い上げられるという事になります。
極端な話で、ロボットや人工知能が全ての財やサービスをいくらでも生産できたとします。するといくら不換紙幣を発行して財やサービスを吸い上げてもインフレは起こらないし、通貨は強いままだということになります。