東京都港区の一等地、南青山に建設予定の施設に対して、一部の住民が猛反対している。
問題となっているのは、子ども家庭支援センター・児童相談所・母子生活支援施設の複合施設で、「港区子ども家庭総合支援センター(仮称)」。同センターは、多様な文化や人との出会い・交流、学習の場として子育てを応援すると共に、支援機能と児童相談所の専門機能を一体化させて総合的に支援していくという。
住民の反対理由はさまざまだが、その多くは児童相談所などへの誤解と偏見、思い違いからくるものだ。たとえば、「施設で保護している子どもが脱走したらどうする」と不安視する声がある。これに対し、都内児童相談所に心理の専門家として19年間勤務した経験を持つ家族問題カウンセラーの山脇由貴子氏はいう。
「児童相談所は相談機関なので、基本的には相談しに来る人を想定してつくられています。現在は虐待通告の増加により、虐待対応に追われているのが現実です。併設される一時保護所で預かるのは虐待されている子どもが圧倒的に多いものの、一部には触法少年(いわゆる非行少年)もいます。しかし、それらの子どもは外に出しません。また、触法少年は早く家に帰りたいと考えているので、施設では大人しくしています。ルールは厳しく、職員が子どもをきちんと見ていますので、センサーもたくさんあるので、脱走はできません」
後略
ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2018/12/post_26011.html
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(私の意見)
南青山は東京の一等地で金持ちが住む街です。金持ちは基本的にグローバリズムだの人権だの綺麗事を言う人が多いです。
でもそういう人は、いざ自分の近隣に少しでも問題のある施設が出来る様になると、ものすごく反対するするのです。まさに安全地帯で高みの見物をしているだけなのです。
欧米でもだいたい同じような傾向です。人権とかグローバリズムとかを唱えている人は結構金持ちが多いのですが、そのために外国人の労働者や移民や難民が流入して自国の貧困層が迷惑を被る事に対しては非常に冷淡なのです。
この問題はグローバリストや人権の偽善性を表す象徴的なものかもしれません。