愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

安倍総理は本音では財務省の嘘を見抜いていると思われる

安倍晋三首相「PB黒字化でアルゼンチンは債務不履行になった」

安倍晋三首相は22日夜、日本テレビ番組に出演し、9月25日の記者会見で平成32年度の黒字化目標達成は困難だとの認識を示した基礎的財政収支プライマリーバランス、PB)に関し「PBを無理やり黒字化して、アルゼンチンは次の年にデフォルト(債務不履行)になった。経済を成長させ、投資すべきものはしっかりと投資しながら、財政健全化を図っていきたい」と述べた。
 同時に「無理矢理に経済に負荷をかければ、皆さんが就職できなくなる」とも語った。
http://www.sankei.com/politics/news/171023/plt1710230025-n1.html
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(私の意見)
私は安倍晋三総理大臣という人物はかなり本質を見抜く能力に優れていると思っている。政治家は細かい知識を知っている必要はない。ただ誰が嘘つきで、誰が本当の事を言っているかを見抜く能力が重要である。

安倍総理は本音では財務省のPB目標黒字化が何も意味もない目標である事に気がついていると思われる。ただやはり自民党内では財政再建信者が多いために政策として打ち出せないものと思われる。

上記の時は本音がチラッと出たんだと思われる。

安倍総理は勉強があまり出来ず、大学もエスカレートで成蹊大学を卒業したそうだ。しかし、本質を見抜く能力は東大出の政治家よりもはるかに優れている。本質を見抜く能力は学校の勉強の出来とはどうも違うようだ。

坂本龍馬由利公正から不換紙幣の本質について説明を受けてパッと理解したそうです。坂本龍馬由利公正の話し合いで出来たのが太政官札という不換紙幣です。戊辰戦争の戦費や明治初期の殖産興業の財源はこの太政官札でほとんど調達されました。坂本龍馬は剣道ばかりやっていたスポーツ馬鹿ですが、どうも物事の本質を見抜く能力に優れていたようです。

東大出の政治家はどうもプライドが邪魔してしまうのかどうか分かりませんが、本質を見抜く能力が劣っているように思います。物事をもっとシンプルに考えれば、経済の本質が分かるはずなのですが。