愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生や小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

小室直樹氏の著書「大国・日本の逆襲」について

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小室直樹氏の著書で「大国・日本の逆襲」と言うのがあります。30年くらい前のバブル経済の頃の著書です。

https://www.amazon.co.jp/大国・日本の逆襲―アメリカの悪あがきにトドメを刺せ-カッパ・ビジネス-小室-直樹/dp/4334012205

現在、トランプ大統領が米国の貿易赤字の解消を他国に要求していますが、30年くらい前も日米貿易摩擦という形で、アメリカの貿易赤字と日本の貿易黒字が問題になっていました。

この著書の中で小室氏は日米貿易摩擦の解消の為には、日本が年率30%の高度経済成長をするくらいの内需拡大政策が必要であると主張しています。年率30%の高度経済成長と言ったらビックリする数字です。しかし、日本はアメリカにものすごい輸出ドライブをかけるくらいの生産過剰状態であるので、年率30%くらいの高度経済成長・内需拡大政策をやってもインフレは起こらないと主張していました。

私は30年前の経済構造は今も変わっておらず、その傾向はむしろ強まっていると思っています。つまり現在の日本において30%いやそれ以上の高度経済成長・内需拡大政策をやってもインフレは起こらない状態であると思います。

つまり、日本国民にベーシックインカムを行うという意味で言えば、現在の日本のGDPが500兆円くらいですから、その30%の150兆円くらい国民にお金を配ってもインフレは全然大丈夫だという事です。

しかも今の日本は30年前よりもはるかにデフレ傾向は強まっていますから、なお大丈夫だという事です。