愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

日銀はETFを12兆円どころか120兆円くらい買うべきである

私は以前のブログでも書きましたが、

 
次に株式市場の話をしよう。現在の日銀の政策ではETF日経平均等の上場投資指数連動型投資信託、単純に言えば日本株を丸ごと買っていると思えばいい)を年間6兆円も購入している。平成28年10月21日現在での日本の一部上場企業の時価総額は521兆円である。では、例えば日銀が「日経平均が10万円になるまで無制限にETFを購入する」と宣言したとしよう。日銀は発券銀行ですから無制限にETFを買う事が出来るのである。一瞬にして日経平均を10万円にする事も可能なのである。もちろん、これをやった場合には日本株の株主に日銀がタダでお金をあげているのと同じ事である。国民全員にお金を配った方がいいに決まっているのだが、日銀の政策手段が限られている場合にはこの手段も正しいと思う。日銀の政策手段が限られている場合には6兆円どころか、60兆円くらい買ってもいいと思う。その場合には、一部上場企業のほとんどが日銀の子会社になってしまうという問題も生じるが。
 
今回、ETFの年間購入額が12兆円に増額されたが、どうせなら120兆円くらいにすれば良かった。そうすれば、日経平均は大暴騰する。日銀公認の上げ相場である。空売りを入れている人達は全滅する。
 
一気に市場の混乱は収まる。今はパニック状態であるから、1日も早くパニックを治めなければならない。まだまだ日銀は本気ではないのである。