愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

またまた馬鹿げた政策

政府は高齢者が希望すれば原則70歳まで働けるよう環境整備を始める。現在は原則65歳まで働けるよう企業に義務付けており、年齢引き上げの検討に入る。2019年度から高齢者の採用に積極的な企業を支援する。その上で来年以降に高年齢者雇用安定法の改正も視野に70歳まで働けるようにする。少子高齢化や人口減少社会を見据え、多様な働き方を後押しするのが狙い。 

 

 今秋から政府の未来投資会議と経済財政諮問会議で経済界 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35011340V00C18A9MM8000/

----------------------------

(私の意見)

また馬鹿げた政策を打ち出しました。私は最近も、

労働供給量の増加賃金の低下購買力の低下消費の減少GDPの減少

というメカニズムで高齢者の就労率が上がる事はGDPを引き下げる結果になると論じました。

高齢者の就業率が高い事は日本経済にマイナスである

 

しかし政治家や役人達は高齢者や女性そして外国人までも日本に入れて働かせる事が正しいと妄想しています。

 

現在は機械や人工知能やロボットが労働のほとんどを行う時代です。人間の労働に価値があるというのはまだ資本主義経済の発展が初期の段階である19世紀的な発想です。その古臭い労働価値説という発想で政治家や役人達は考えているのです。非常に馬鹿げた話です。

 

現在は供給力、生産力が過多な時代なのです。ですから需要を増やさなければならないのです。政府がもっともっとお金を使ったり、減税したり、国民にお金を配ったりして需要を増やさなければならない時代なのです。

 

そして国民に働かせるのではなく、もっと余暇時間を与える政策を行うべきなのです。さっさと週休3日制でも導入した方がいいのです。

 

全く時代に逆行している政府の政策は非常に馬鹿げています。