愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

再びフェイスブックで柴山議員と財政問題について議論した

(私)そもそも、印刷機を動かすだけで、いくらでも刷れるのに、「日本にはもう金がない」というのは、愚かなこと。
正しくは、財政赤字の拡大の承認は、国会がするから、そこが止まれば、どうやってもお金はない事になってしまう。
いくら刷っても刷っても、日本の生産能力は膨大だし、海外は日本に物を売りたがっている。インフレさせたくても出来るわけがない。
問題は国会議員や国民が金が無いと洗脳されている事である。

(柴山議員)どの国もしていないことはどこかに問題があるということです。通貨発行権に対する信頼が必要です。

(私)アメリカのトランプ政権は大減税と歳出の大幅増をやって大幅な財政赤字を出しています。そのおかげでダウは大暴騰しています。

(柴山議員)米国と日本ではそもそも赤字の桁が違います。お札を無限に刷るといった錬金術はどこの国もしていません。

(私)貴方は、失礼ながら本当に頭のおかしい人ですね。財務省から何か利権の提供でも受けているのですか?日銀がもはや国債の40%以上を買い取っていてインフレが全く起こらないほど異常なデフレ状況なんですよ。日銀が買い取った国債の利子収入は国庫に上納されるから、借金ではなくなるのですよ。日銀が買い取っているから、債権市場は国債不足に陥っているくらいの状況なんですよ。債権市場が国債の発行を催促している状況なんですよ。この状況で国債の大量発行に反対する意味が理解できません。
現在の長期金利は0%です。これは金利がタダでも保有したい人がいるほど日本国債が信用されているという事なんですね。国債の利回りと信頼性が反比例するという事は金融の全くの基礎知識です。それも理解出来ないのですか?

(柴山議員)ではなぜ日銀が長期国債の買い入れの縮小を始めているのでしょうか?黒田さんご自身が、デフレ脱却を重視しつつも出口戦略も意識していることの現れでしょう。プロにはプロの考えがあります。
繰り返しますが、おっしゃるようにどんどんお札を刷るなどと言ったことは、世界のどこの国でもやっていません。ロイター通信で数日前ニュースになった私のコメントも是非ご覧下さい。

(私)黒田さんが国債の買い入れを縮小したのは、債権市場の国債が枯渇しているからなんですよ。それだけ債権市場が政府に国債の発行を催促しているという事なんですよ。それに日本は未だに2%のインフレ率も達成できない超デフレの国なんですよ。世界でも先駆けてお金をどんどん刷る政策をやるべきなんですね。
柴山先生のニュースも読ませていただきましたが、デフレに対する認識が全く無いですね。この20年間日本経済を苦しめていたのはデフレなんですよね。先生はどこまでデフレで国民を苦しめたら気がすむんですかね?
柴山先生は消費税の再増税を主張されているようですが、それはたった4兆円の増税にしかなりません。それで景気が悪くなって他の税収は確実に減りますから、財政再建には全く繋がりません。あなたはもう狂っているとしか思えません。

(柴山議員)消費税再引き上げは、昨年の総選挙における我々の公約の大前提です。無論必要な財政出動は行いますが、日銀が買う国債が少ないから国債を発行するなどというのは本末転倒で、景気の更なる浮揚は民需振興などを考えるべきです。頭がおかしいとおっしゃいますが…

(私)私は財政出動が必要がこれほど必要で、それが有利な状況なのに行わない事に怒っているのですね。政治家が民間頼みなど考える必要はありません。民の事は民に任せておけば良い。
私は柴山先生を侮辱するつもりは毛頭ありません。ただもっともっと金利がタダでお金が借りられるのですから、もっともっと積極財政をやって、防衛力の整備、公共基盤の整備、社会福祉の充実等をやってもらいたいのです。

https://www.facebook.com/masahiko.shibayama/posts/1568935013155203?comment_id=1569061579809213&reply_comment_id=1569981999717171¬if_id=1516611205051231¬if_t=feed_comment&ref=notif

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(私の意見)
柴山議員(自由民主党総裁特別補佐・筆頭副幹事長)とフェイスブックで議論しました。柴山議員はやはり日本はもう金がないという思い込みでいるようである。どう言っても、この考えはなかなか治らないようだ。

こういう考えの議員は自民党に多くいる。というか、積極財政派の議員よりも多いくらいである。そのためにやはり大規模な財政出動が出来ないでいる。非常に残念な状況である。

この思い込みさえ変えられれば、もっともっと防衛力の整備、公共基盤の整備、福祉の充実が出来るのですが非常に残念な状況です。