愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

婚姻相手を人工知能に決めてもらったら?

今回は少しSF的な話をします。

婚姻をする場合に選択する相手というのは実際は非常に限られたものです。恋愛においてお付き合い出来る相手というのは数人か、せいぜい数十人だと思います。この中から自分の相性の合う異性を探さなければならないのです。

結婚相手というのは実際はものすごく限られた相手から探さなければならないのです。その結果、結婚したカップルの3分の1が離婚してしまうという悲劇が訪れます。

これからは、私の考えなのですが人工知能に結婚相手を探してもらったらどうでしょうか。

日本政府は、あらゆる個人の情報を持っています。性別、家族構成、収入、出身地、etc。そして不足だというのなら民間企業が持っている情報を提供させるとします。

その情報に基づいて日本中から人工知能に最も相性の合う異性を探してもらったらどうでしょうか。そうすれば最も相性の合う異性が見つかり、離婚率が激減するのではないでしょうか。

現在の人工知能力を舐めてはいけません。囲碁や将棋でチャンピオンを破っただけの話ではありません。アメリカでは刑務所に入所している受刑者の仮釈放を決めるのに人工知能による統計法を使っているのです。つまり仮釈放をした人がどの程度再犯を起こすかを予測して、仮釈放を決めているそです。犯罪歴、育った環境、出身地域、性別、etcを入力すると、ベテランの刑務官よりも正確にそれを予測できるそうです。

人間の離婚という不幸を未然に防ぐために人工知能に婚姻相手を決めてもらうという事です。どこかの映画でもそれに似たような話があった気がします。

もちろんこんな事は実際出来ないと思います。人間が人工知能をそこまで信頼する事は出来ないでしょう。あくまでSFチックな話です。

しかし想像すると面白いと思います。人工知能に決めてもらった最適な結婚相手と会ってデートする事を想像してみて下さい。案外、その方が幸せな結婚相手を見つけられるかもしれません。