経済状況は結構良くなってきた
GDPの統計を見ると、結構数字が良くなってきた。2017年の4月〜6月が実質で2.9
%、7月〜9月が実質で2.5%の成長率である。生活実感に近いとされる、名目は4月〜6月、7月〜9月とも3.2%の成長率である。
バブル景気の時に比べればまだまだとはいえ、失われた27年の中ではかなり良くなってきたといえる。やはりアベノミクスの成果がかなり出てきたと言えるであろう。
ここで問題なのは、少し景気が良くなると緊縮財政派、財政規律派の国会議員はまだまだ力があるので盛り返してくる懸念である。
しかし「国の借金」の嘘はかなり周知されてきたといえる。財政出動に積極的な議員も増えてきた。こういった事も、景気に良い影響を与えているものといえる。
10月〜12月期のGDPも株価が上昇していたので、資産効果による設備投資や消費マインドの回復も見込める。結構、良くなるのではないかと予測される。
まだ予断は許さないものとは言え、状況は明るくなってきている。この流れが更に強くなる事を願いたい。