革マル枝野幸男はマルクス経済学すら理解していないようである
枝野幸男は革マル派と政策協定を結んでいる。つまり立憲民主党は革マル派の表の組織だと考えて良いのである。
今回はそれを言いたいのではなく、枝野幸男は金利を上げると経済が成長するという不思議な考え方の持ち主だという事だ。
金利を上げるという事は、ケインズ経済学では労働者から金利生活者への所得移転を意味し、特にデフレ下においては望ましくないとされる。
そしてマルクス経済学でも金利は剰余価値、つまり労働者にとっては不払い労働、金利所得者にとっては不労所得を意味する。つまりこれこそが搾取である。
つまり革マル枝野幸男は、マルクス経済学の立場から言って搾取を増やせと言っているのである。
逆に、アベノミクスはゼロ金利にし、さらにマイナス金利にしている。つまりマルクス経済学で言うところの搾取を廃止したのである。左翼はマルクス経済学の立場に立つのであるから、本来ならアベノミクスを大賛美して良いところである。
ところがアベノミクスを賞賛している左翼の経済学者や経済評論家を見た事がない。強いて言えば、森永卓郎くらいか。
つまり革マル枝野幸男も左翼の経済学者達もマルクス経済学すら理解していないか、あるいは搾取を大きくして資本主義の矛盾を大きくして方が、革命が起こりやすくなると思っているかのどちらかである。