世界が平和になったら、株が大暴落した話
ヨシフ・スターリンというのは言うまでもなく人類の歴史の上で史上最悪の独裁者です。少なくとも2000万人以上を虐殺したと言われています。
ちなみに民進党の有田芳生センセイの芳生(よしふ)は親がこの独裁者の名前にちなんでつけたそうです。スターリン主義は共産党だけでなく、今では中核派や革マル派のような極左団体でさえ公式には否定しています。
この有田芳生センセイは親が自分の名前を史上最悪の独裁者にちなんでつけられた事について恥じる様子はないようなので、本音ではスターリン主義を肯定しているようです。
今回したい話は、この史上最悪の独裁者の死亡のニュースで日本の株式市場が大暴落したスターリン暴落という株式の暴落事件について話をしたいと思います。スターリン暴落はブラックマンデーやリーマンショックに匹敵する戦後の株式3大暴落と言われています。
何故、スターリンの様な凶悪な独裁者を死んだめでたいニュースで株式が大暴落したのでしょうか。
当時、日本は朝鮮戦争による戦時需要により、戦後復興と好景気に沸いていました。スターリンはこの朝鮮戦争の強烈な推進者でした。ソ連の他の指導者達はそこまで朝鮮戦争に対して好戦的ではありませんでした。
スターリンの死去が朝鮮戦争の終結に繋がる事は明確でした。そうするとアメリカの軍事支出が減少して、アメリカから大量に受注している軍需を中心とする日本企業の売り上げが減ります。つまり凶悪な独裁者が死亡し、世界が平和になったら株式が大暴落したという事です。
なんか馬鹿らしい話の様にも思いますね。とにかく需要が減少すると景気が悪くなるという事です。