愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

「がん患者が働かなくていい」のは当たり前である。

人間失格だ!」民進・野田佳彦幹事長が「がん患者働かなくていい」発言の自民・大西英男衆院議員に


 民進党野田佳彦幹事長は22日の記者会見で、自民党大西英男衆院議員が「(がん患者は)働かなくていい」と発言したことについて「議員の資格なしというより、人間失格だ」と批判した。

 大西氏は15日の自民党厚生労働部会で、受動喫煙の防止対策を盛り込む健康増進法改正案を議論した際、がん患者の立場に寄り添うよう求めた三原じゅんこ参院議員の発言中、「働かなくていい」とやじを飛ばした。

 三原氏は自らのブログで「心底怒りで震えた」と振り返っている。

 野田氏は会見で「自身の関係者にも、がんを患い戦っている方がたくさんいるのでないか。誰だって傷つく」と強調。「一言でいうと信じられない。人間として許される発言でない」と批判した。

 大西氏は21日のフェースブックで「『働かなければいい』という趣旨で発言していない。がん患者の皆様を差別しようという気持ちは頭の片隅にもない」と釈明している。

https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1705220019.html

 

(私の意見)

私はこの発言が問題発言とされる社会の価値観に問題があると思いました。多くの人達は、癌という非常に重たい病気を持っている人が労働をする事が立派な事だと、思い込んでいるというか、私に言わせれば洗脳されていると思いました。

学校では、皆勤賞というか休まず学校に登校する事が正しい事だと教育されています。そんなものに何の意味があるのでしょうか。ある種の洗脳かもしれません。風邪をひいたら休めばいいし、旅行とかディズニーランドに行きたいから、あるいはゲームがやりたいから学校を休むのも私はアリだと思います。

自由経済の経済学では、労働とは余暇時間を売って賃金を得る行為に過ぎないのです。労働が尊いとされるのは共産主義の考え方です。日本国憲法の勤労の義務というのはスターリン憲法からきたものなのです。知らずのうちに多くの人達は共産主義の価値観に洗脳されているようです。

産まれて間も無い0歳児を保育園に預けてまで労働する事が正しい事だとされています。母親が最も愛情を与えなければならない時期に労働などという無駄な行為に時間を費やすなど全く愚かな行為です。

現在はデフレ経済です。デフレとは総需要に対して、生産設備や労働力が過剰な状態の事です。ですから国民が一所懸命働けば、働くほどデフレは深刻化するのです。

ましてや人工知能やロボットで人間の労働がどんどんと代替可能になっている時代です。我々は労働は尊いなどという馬鹿げた価値観を捨てるべきなのです。