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愛国者のための経済ブログ

経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

経済成長率が低いからといって悲観する事ばかりではない

    経済学をやった事のある人なら限界効用逓減の法則というのを知っていると思います。 例えば、喉が渇いている時に水を一杯飲んだだけでもすごく満足感を感じますよね。二杯目はそれほど満足感を感じません。これをAの財とします 財から得らえる(満足感)効用はだんだんと減少していくという考え方です。 そこで消費者は別の財から効用を得ようとします。これをBの財とします。 消費者の予算は限られているので、AとBの財から得られる最大の効用を得ようと行動するというわけです。 これが限界効用逓減の法則を説明する基本的な考え方です。

 

では、現代について考えます。消費者は日銀の資金循環統計によれば1800兆円も金融資産を持っているのです。 それだけの金融資産を持っていても消費になかなか金が回らないのです。 上記の経済理論では限られた予算を前提としていますが、消費者は貯蓄を行うほど予算を持っているのです。(もちろんたくさん持っている人と全然持っていない人の格差はありますが) 消費者がかなりの段階まで満足感を得てしまっているということではなでしょうか。

 

日本は最近の25年間平均1%程度の低成長です。これは消費者がかなりの満足感を得てしまっていてなかなか消費が増えないからだからではないでしょうか。(もちろん財務省や日銀等の間違って経済政策の影響もあります) 逆にインドとかベトナムとかの発展途上国では経済成長率が高いです。これはまだまだ消費者が満足感を感じていないからだと思います。 一般的に先進国の方が経済成長率が低く、発展途上国は高いです。これは発展途上国の消費者の方が飢餓感が強いからではないでしょうか。 日本は経済成長率が低いですが、悲観する事ばかりではない事が分かります。非常に消費者がお金を払わなくても満足感を得られる社会だから経済成長率が低いという面があると思います。それだけ日本は利便性が高いのです。

それでも私は日本人にもっともっと高く満足させることを求めています。その点はまたお話しします。