愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

「ヘリコプターマネーで日本経済が蘇る: ヘリマネは人工知能に投資せよ」小野盛司(著)の紹介

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 日本経済がデフレに陥ってからすでに20年が過ぎた。だんだん好況の時代を知らない日本人が増えてきている。人口も減るし、収入も減る。国の借金は1000兆円を超え、これを返すために将来増税があるからそれに備えて節約をしなければならない。しかし、日本人全員が絶望的な気持ちで死にものぐるいで一生働いても1000兆円なんて返せるわけがない。少子高齢化で、社会保険料をいくら払ってもどうせろくな年金をもらえるわけがないと思っている人も多いだろう。人はアベノミクスにかすかな希望を託したが、3年半経過した現在までデフレ脱却宣言は出ていない。異次元の金融緩和も限界が見えてきた。

 こんなお先真っ暗の中、前途に光明を見出すことができるかもしれないヘリコプターマネーに注目が集まった。ヘリコプターマネーを政府が検討しているのではないかという噂が流れた。回収不要なお金を政府が刷って国民にばらまくという案である。元々は経済学者ミルトン・フリードマンが論文で示した案である。ヘリコプターでお金をばらまけば、それを拾った人は、それを使うので消費は伸びて物価は上がり、デフレから脱却できる。絶望の中で一生の間、借金返済に明け暮れなくてもよくなるのだ。ヘリコプターマネーは、政府に回収されることのないお金を人々に配る政策の総称と考えられている。

~目次~
第1章 ヘリコプターマネーは劇薬ではない
第2章 没落する日本
第3章 ヘリコプターマネーで日本経済が蘇る
第4章 ヘリコプターマネーが日本経済を発展させた
第5章 どんなに財政赤字が増えても国の借金は増えない理由
第6章 ヘリコプターマネーが戦争を養った歴史
第7章 ヘリコプターマネーはAIに投資せよ
第8章 自動運転が人の暮らしを変える
第9章 ロボットが人間から職を奪った後、人は何をするのか
第10章 人は何のために生きるのか
第11章 未来社会の経済

 

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(私の意見)

私の尊敬する小野盛司先生の最新著書です。私も小野先生の見解に全く賛成です。是非とも、御一読下さい。

 

 

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