愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

現在の技術力でも実は労働はかなり不要だと思う

私は現在(2017年)の技術力でも実は人間がやっている労働の結構多くの部分が機械やロボットや人工知能で出来ると考えています。しかし、そうすると企業がクビを切らなければならなくなるとか、労働組合が反対するとかでそれが出来ないのだと考えています。

例えば、ジャンボ機のパイロットという仕事があります。男であれば一度は憧れる仕事だと思います。昔、ジャンボ機の運転がしたくてハイジャックまでした男もいました。

実はジャンボ機の自動運転技術はもう10年以上前に出来上がっているという話を聞いた事があります。私は航空業界の事は詳しくありません。しかし無人の軍用機が出かけて戻ってくる時代です。それなのにジャンボ機の自動運転は何故出来ないのでしょうか。

それは、労働組合が反対するとか、パイロットのクビを切らなければならなくなるとかそういう理由だけなのではないでしょう。自動運転だと安全性に問題が出てくると考える人もいるかもしれません。

私は運転業務の安全を守るためのマニュアルというのを読んだ事があります。そこには、「人間とコンピューターの判断が異なった場合には、コンピューターの判断に従うこと。」と書いてありました。要は、人間はどんなにベテランのパイロットであろうと間違える事があります。過去の事故はベテランの人の勘を信じた事によって起きた事が多いそうです。

確かに銀行のATMが間違えた事を見た事がありません。お金は命の次に大事な者ですから、ATMが間違える事があれば大ニュースになるはずです。私の知る限りそういうニュースは見た事がありません。

つまり、人間は間違える事がありますが、機械やコンピューターは間違える事が無いのです。機械やコンピューターにやらせた方が安全性が高いのです。だったらそもそもパイロットなどいらないのではないでしょうか。

それにも関わらず、パイロットの雇用を守るために人間がやらざる得ないという状況になっているのです。

別に私は、ジャンボ機のパイロットの仕事を侮辱したいわけではありません。パイロットにも生活がありますし、家族もいます。

しかし、そもそもベーシックインカムの様な方法で国が生活を出来るくらいのお金を無条件で国民に支給していたらどうなのでしょうか。労働の対価としてお金を支給するのではなく、無条件に国民にお金を支給すればいいのではないでしょうか。

その方が機械や人工知能やロボットの導入は進むと思います。わざわざ労働者はわざわざ時代遅れの仕事にしがみつかずに済みます。その方が生産性が上がって効率的だと思います。

 

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