私の言いたい事を要約して言うと・・・
以前にも述べましたが、政府や中央銀行は通貨発行権を持っています。
よく政府や中央銀行のバランスシートを問題にする人がいます。しかし、政府や中央銀行は通貨発行権といういわば無限の資産を持っているのです。無限の資産を持っているのに、債務超過とかそういう事を問題にする事自体がナンセンスだという事が分かると思います。
もちろん通貨発行権は使い過ぎればインフレや円安を引き起こします。
しかし現在の日本経済は、デフレと円高で困っているのです。
ですから逆に言えば、デフレを脱却して、困るほども円安になるまでは、無制限に通貨発行権を使っていいということです。
という事は、今の日本経済は実はすごく財源を持っているという事なのです。
これを防衛力の整備に使ってもいいし、公共基盤の整備につかってもいいし、国民の生活向上に使ってもいいという事なのです。
残念ながら、これを理解していない政治家が多すぎます。
これは税金の無駄遣いよりもはるかにもったいない事なのです。
私は、この事を国会議員に何回も説明した事があります。
でもなかなか理解しないのです。
そもそも私の言う事など聞く気が無いのかもしれません。
国会議員も東大経済学部教授とかのもっともらしい肩書きの人物を信頼してしまうようです。
今の日本経済を例えて言えば、億万長者が金がないと思い込んでいて、ホームレスのような生活をしているような状態です。
とても残念です。