愛国者のための経済ブログ

丹羽春喜先生小野盛司先生に学びました。経済を中心に論じて行きたいと思います。ヘリマネを財源ととするベーシックインカムによるデフレ脱却を目指しています。

マルクス主義の言う資本主義の矛盾の解決方法

私はマルクス経済学を大学で全く勉強した事がない。ヤフーの知恵袋で読んだ程度である。しかし、マルクスの言う資本主義の矛盾など簡単に解決出来ると思っている。


マルクス経済学において、資本の有機的構成の高度化が多くの資本蓄積が進むことによって可変資本で購入する労働力の一部が過剰なものとなる状態で出る失業者を指す。産業予備軍とも呼ばれる。
簡単に言うと、近年の技術革新により工業用ロボットや生産ラインのフルマシーン化により、人手がなくても生産出来るために職に就けない労働者(失業者)が炙れることを指します。また、資本の構成は機械や設備などの割合が高まり、労働者を雇う人件費部分の割合は下がっていきます
資本は、技術革新や生産性をアップすることで、安く製品を生産でき、生産性が著しく高まることで、社会全体では、製品が安く生産できるようになります。その結果、以前よりも安い給料でも労働者は同じモノが買えるようになります。資本家は労働者の給料を引き下げ、その分もうけをたくわえます(相対的剰余価値の生産)。
このように、労働者が雇われなくなっていくとその分は、「過剰」な人口となっていきます。要するに失業者です。もちろん、資本全体ももうけがふえて蓄積されるので大きくなっていき、新たな分野で雇われていくのですが、資本がはきだした以上に雇うような資本の増え方が必要になるのでなかなか簡単ではありません。この失業者を相対的余剰人口と言います。
相対的過剰人口は、たえず今働いている労働者(正社員)に対して「お前のかわりなどいくらでもいるんだぞ」という圧力になり、正社員を長時間・低賃金労働に駆り立てます。他方で失業者は「いくらでもいいから雇ってほしい」という気持ちになります。一方で過労死が過去最高を記録しながら、他方で失業が広がり、派遣などの非正規労働者が広がっているのは、まさにマルクスの相対的過剰人口の理論そのものです。」ここまで引用

 

アタマのいい方なら、解決策は直ぐに出てくるでしょう。政府が直接的に需要を作り出してしまえばいいのである。つまり、公共事業や軍備拡大を行う事で生産性が向上した生産水準まで需要を増やせばいいのである。
更には、機械やロボット、コンピューターの進歩でどう努力しても雇用されない労働者に対しては、定額給付金を支払う事で、労働市場から撤退させてしまうのである。この場合、働かない人にだけ定額給付金を渡すと不公平になるため全ての国民に平等に定額給付金を渡すと言う選択の方がより良いと思う。
生産性は物凄く高いのだから、相当に需要を増やそうともインフレは起こらないのである。財源は日銀の国債保有か政府紙幣で調達すればいいのである。
マルクス主義者などの左翼はケインズ政府紙幣を言われる事をものすごく嫌がるのである。それは、資本主義の矛盾を解決されてしまし、革命がおこらなくなるからである。言い換えれば、中央銀行を廃止して政府紙幣を発行させる事が、左翼勢力を木っ端微塵に潰す方法でもあるのである。